2011年6月アーカイブ

6月最終日

コトリ家にとって、ゴールデンマンスリーである6月が駆け足ですぎていった。

誕生日だとか、結婚記念日だとか、めでたい月ではあるんだけど、放射能で生命の危機にさらされている現在、いろんなことが小さなことに感じる。
小さいことをめでることができるのは、幸せな時間なんだけどね。

こんな状況だけれど、楽しいこと、幸せなこともたくさんあって、頭の上には雨雲もあって、なにがなんだかわからないまま時間がすぎていく。そんな感じ。

熱い部屋

暑いをとおりこし、熱い部屋になってきた。
午前中はわりとすずしいのだけど、
午後太陽が南中し、西にかたむきはじめたらわが家はお日さまサンサン。

南アフリカ出身のグリとグラは、以外と暑さに弱い。
鳥類というのは、体温調整ができないときいたことがある。
寒いとダウンをふくらませ、暑いと翼をなるべく胴体から離す(通称わきわき)。

グリがわきわきしてきたから、さすがにエアコンをつけるしかないと、リモコンをおすも反応なし。
げ~、こわれたかもしれない。扇風機まわして、アイスノンを鳥かごまわりにおいて、うちわであおいだりしてがんばった。

途中、kahoriに2羽をつれて涼ませてもらいにいったりもした。

夜、電池をかいにいってリモコンにいれると、動いた!
ふだん「エアコンの風きらい」とか言っているけれど、ありがたい気持ちになった。

歌舞伎教室と夕食会

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ダスティン&ビー(カナダ人)と、うっしーさんときぢとで、国立劇場に「義経千本桜」をみにいった。
歌舞伎鑑賞教室なので、くわしい解説もあり、じっくり楽しめた。
ダスティンたちと一緒だったせいか、自分も留学生のような気持ちになった。
実際、日本の古典文化というのに精通している日本人というのは、一握りなのかも。

歌舞伎も堪能して、おなかもすいたね、ということで、うっしーさんのお宅におじゃましてみんなでごはんを食べることになった。
ダスティンがゴーヤーをもってくるというので、沖縄人きぢがゴーヤーチャンプルを作った。
うっしーさんの煮びたしとサラダとゴマうどん。

ダスティンもビーも日本語が上手なので、英語がわからなくてもすぐ教えてもらえて、とてもありがたい。二人ともとってもいい感じ。一緒にいてハッピーになる。

それはそれは楽しい1日だった。

汗をかこう!

たまと新大久保の韓国サウナへ。
梅雨時にたくさん汗をかくことは、快適な夏をすごすために大切みたい。
前回のサウナでは、汗のかき方が足りなかったよなのにで、サウナの前に二人で水をゴクゴク。
たまは、水を飲むたびに体重計にあがり、「飲んだ分だけ増えている」と確認していた。
あたりまえのようでいて、なんかすごい。

サウナ&お風呂4時間。たくさん人がきていたな。
風呂上りは、カロリー消費されたぶんとてもおなかがすく。

韓国民族料理「松屋」(牛丼屋じゃないよ)にいって、チャプチェとちげ鍋むぎごはんセットを食べた。
ちげ鍋味はとてもいいんだけど、なにぶん辛すぎて、耳が痛くなった(なぜ?)

しかし松屋のチャプチェは最高においしい!
次回は、辛さ控えめの「タコ鍋」などを食べたいな。

あきちゃんと一緒に、春に出産したちばちゃんのお家へ。
赤ちゃんのたけちゃんは、強い目をしていた。
新米おかあさんは、いろいろと不安なこともあるようだけれど、たけちゃんとだんなさんがきっと守ってくれるよ。母というのはこうして強くなっていくんだろうな。

あきちゃんと昨今の「放射能問題」についておしゃべり。
あきちゃんの中で放射能に関して過剰に反応している人を3人リストアップすると、その一人にわたしもランクインしてた!

ほかの二人の顔ぶれをみていると、「情報を集める人」という共通点が。わたしもしかり。
たしかに情報がはいってこなければ、気にもならないか。
でも、性格上集めてしまうんだよね、防御策として。

放射能って目にみえないし、においもないぶん、やっかいだ。
そして低線量被ばくだと、はっきりした症状を「放射能の仕業だ」とはいいにくい。
「気のせい」とか「風邪なのでは」といわれがちよね(そうかもしれないし、そうでないかもしれない)。
医者さえもそれについては言及できないんだから。

保育園という現場にいるあきちゃんの苦労は大変なものだと思う。
お母さんたちはわが子を守ろうと必死になるから、園もその対応におわれる日々だろう。
空気も食べ物もこんな状況になってしまったら、100%防御はむずかしい。
神経質になりすぎてしまうと逆に病気になってしまいそうだし、無頓着だと後悔することになる。
生きていくバランス。自分のバランス点を探していくしかないのかも。

慰霊の日

6月23日は沖縄慰霊の日。黙祷。
4年前の今日、わたしたちの波上宮で結婚式。
正午、船がいっせいに汽笛をあげる。

今日はことりっぷの取材がコトリ工房にやってきた。
「ことりっぷ」って、かわいい旅行ガイドブックで、わたしも3冊くらいもっている。
今回、沖縄版ムックでコトリ工房をのせてくれるという。うれしいな。

撮影・取材のあいだ、グリとグラが体勢を低くし、しーんと声をださずに見守っていた。
こわかったのかな。取材が終わると、グリグラがピーピー鳴きはじめて、上にのぼってきた。

あかぎマルシェ当日

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朝から今にも雨がふりそうな空。
初出店のあかぎマルシェ。
2粒くらい雨がふったような気がしたけれど、なんとか天気ももって、
暑すぎず、日差しもそんなに強くなく、よい1日だった。

朝からほんとうにいろんなお友だちが来てくれて、とってもうれしかった。
今日は脇役のはずだったバードールが1羽をのこしみんな旅だっていった。
また明日からバードール作りの毎日がはじまる。

ひさしぶりの青空市の出店。
最後は、去年の秋の鬼子母神だったかな。
次の出店予定は未定。たぶん夏はでないかも。

出番の少ないコトリ工房。なまけているわけじゃないのよ。

マルシェ準備

「まるで試験の前の日みたいだね」
ときぢが言う。

わたしがいつも出店前日に、締め切りにおわれた小説家のようにあせあせと準備をするから。

コトリ新聞書かなきゃ。アイロンかけなきゃ。
袋用意しなきゃ。ミシンぬわなきゃ。

それはそれは大変です。朝からノンストップで(昼寝もせずに)準備をしているのだけれど、次から次へとやるべきことがおしよせて、ごはんゆっくり食べてるひまもない。

「もっと前もってやっておきなさい」
と何か親にも言われたことがあるような。

刺身定食

草さんと王さんと神楽坂の「宮した」でランチ。
お二人に会うのは、半年ぶり。

刺身定食をたのんだのだけど、草さんが「このお刺身はどこでとれたものですか?」といって、全部の出身地をききとっていた。太平洋ものでないから大丈夫だということで、おいしくいただく。
そういえば数日前に、スーパーでマグロ丼のマグロはどこのものかときいているおばちゃんがいた。
その人は日本でとれたものがよかったらしく「太平洋でとれて静岡で陸揚げされたものです」とお店の人がいうと安心していた。なんだか自分の感覚からすると逆の気がするけれど、人それぞれだなと思った。

話題はやはり原発事故による放射能汚染のことと、これから起こるかもしれない大きな地震のこと。
いかに身を守っていくかが大切だよね。
生活の中で気をつけることはたくさんあるけれど、けっきょくのところ運命は神さまにゆだねるしかないのかなと思う。

ひとみさんが念入りに脚のマッサージをしてくれた。
「今日は形をつくります」。
梅雨でむしむししているせいか、脚もむくみぎみ。
でも、ひとみさんのマッサージのあとみてみると、ひざ下がすっきり!
ゴッドハンドだね。
このままキープしたいものだ。

もうすぐ「あかぎマルシェ」なので、作品にアイロンをかけたり、新色の土をボトルにつめたり準備中。たくさんの人がみてくれるといいな。

kahoriでのダスティン英会話教室。
4回目くらいだったかな。

今日のテーマは、「ハーブティーのいれかた」。

・place(入れる)
・pour(注ぐ)
・steep(蒸す)

というキーワードを学んだ。

これで、外国にいって高級ホテルでアフタヌーンティーを楽しめるぞ。


みんなで脚浴

kahoriで、チェリープラムさんとセラトーさんにあって、エコパオの脚浴にいくことになった。
二人は初エコパオ。
きぢはエコパオで一ヶ月に一回の経絡治療。

エコパオの空気感にいつも癒される。

きぢの喉の腫れは、放射能の影響があるかもしれないって、
先生もいっていたって。

西洋医学の先生では、今いえないことだよね。

夕方から、ひとみ先生の指導のもと、きぢのヘアカット。
これはいつまで続くのかな・・・

なつかしい家

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ずっと空くのを待っていたお家をみにいった。
日曜日の夜にもみたのだけれど、今回は昼間の日あたりと風通りを確認しに。
かほりさんとかおりんにも一緒にきてもらって、こまかくチェック。

小さな庭、縁側、作りつけの昭和な食器棚、窓からみえるぞうのスベリ台と緑。
あまりにもすきすぎて、せつなくなる。

でも、床の一部が傾斜しているんだよね。
築40年超え、50年未満の昭和の家。
地震だいじょうぶかな?

今引越すには方角が悪いって。

誕生日


思えば遠くにきたものだ。

家族や友だちにも恵まれ、大病もせず、ここまで来られたことに感謝。

グリグラと出会って11年、娘でもあり母親でもあり、姉でもあり妹でもある。

きぢと出会って7年、夫でもあり、友だちでもあり、仲間でもある。

一つ年をとった自分を大切に楽しもう。
神さま、ありがとう。

誕生日イブ

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クーナクーナへ。
オーラソーマのポマンダーを使って、効果を実感したひとみさん。
マッサージの前に、くみこさんがポマンダーをいろいろ試させてくれた。
で、すっかりリラックスモードになったので、ひとみさんのマッサージはリラックスコース。
脚はひとみさんが、手はマッサージの研修にいってきたくみこさんがマッサージしてくれて極楽。

マッサージのあとは、くみこさんがメゾンカイザーのベリーケーキをごちそうしてくれた。
幸せな誕生日イブだった。

でも、家ではきぢが弱って眠っている・・・ウイルス感染か?

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1年前に出会ったエッセリーニが、不思議なご縁で家にやってきた!
no.86「夢をかなえるためのエッセリーニ」。
小さな鳥なんだね、この子は。

ダスティンの発表会

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なにやらダスティンが「侍&芸者ダンス」なるものを披露するというので、市ヶ谷ルーテル教会へ見学に。

教会合同のチャリティー発表会。
大人版学芸会みたいで新鮮だった。
おもしろいかというと・・・。

でもダスティンの芸人ぶりは素晴らしかった。
「カナダからはるばるやってきて、彼は侍のかっこをして踊っている」という人生の不思議をみた気がした。

結婚記念日は横浜へ

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今年の虫歯予防デー(わたしたちの結婚記念日)は、横浜中華街へいってきた。
数ヶ月前から、二人でほしいねといっていた蒸篭(セイロ)を買いに。

きぢは横浜も中華街も訪れるのははじめて。
はじめてなことがたくさんあって楽しいね。

山下公園も、元町も、中華街も、なにかフェスティバルのようなものをやっていて、いつにもましてたくさん人がきていた。

電車で立ちっぱなしだったわたしたちは車酔い。
まずは山下公園の木陰でよいをさました。
港ではサバニレースみたいなのをやっていて、芝生ではすずめとハトがごはんを食べていた。
そして中華街にいってお昼ごはん(今年初の冷やし中華!)。
そのあと、いよいよメインイベントのせいろを買いに。
せいろ売っている照宝のおやじさんは販売職人だねと思った。
元町にいくとチャーミングセールでにぎわっていた。
喧騒をぬけ丘をのぼって港のみえる丘公園へ。
ここはいつも風が気持ちいいね。
ウチキパンでおみやげかって帰途。

家に帰って、ひとみさんの指導のもときぢのヘアカット。
さすがにヘトヘトです。

今年の結婚記念日はこんな1日。

おいしい空気

3日ほど、部屋の中が自動車工場みたいなにおいだった。

最初は、どこが発生源かわからなかったんだけど、窓の下にとめてある大家さんのバイクからオイルがもれているということが判明。

このにおいの中にずっといると、後頭部がガンガンしてくる。

雨がたくさんふって、オイルのようなものがすべて流れ出て行ったみたいで、ようやくにおいがとまった。

ふだん通りの空気がこんなにもおいしいなんて。
なくしてはじめてわかるものがある。

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ふたご座の新月。
種まきは新月の日にしようと、もらったゴーヤーの種を楽しみにとっておいた。
今日はあいにくの雨。
傘をさして、用意しておいたプランターに7粒の種をまいた。

グリーンカーテンにまでなるかわからないけれど、とにかく芽を出してくれるのが楽しみだな。
グングン成長しているガジュマル君が、となりで応援しているよ。

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みりんさんの料理教室で、メープルシロップはお料理の時砂糖の代わり使えるというのを教えてもらって、近所のスーパーで小さな瓶をかった。200mlくらいかな。でも1200円くらいだった。
「メープルはおいしくて、いろんな料理につかえて最高ね」
という話をカナダ人のダスティンにしたら「でも、小さくて高いでしょ?」と。
たしかに高級。沖縄の黒糖よりもさらに高級。

そしたら、ダスティンが家から大きなメープルシロップをもってきてプレゼントしてくれた。
なんと1L!うれしい、ありがたい!

メープルで、おいしい料理を作って恩返ししたいな。

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