きぢ入院

朝になっても、きぢが病院から帰ってこない。
病院に電話して状況を問い合わせると、
担当の看護士にかわるというのでまっていると
「もしもし、きぢだけど・・・」
という蚊のなくような声が受話器の向こう側からきこえてきた。
レントゲンの結果、片方の肺がすこししぼんていることが判明。
外科の先生がきてから精密検査をして、今後のことがきまるという。

そしてお昼。このまま入院することになったという電話。
来週には手術もするって。
病気は、わたしが午前中でネットで調べて、
「たぶんこれだろう」と思っていたものだった。

仕事がおわって、入院グッズをもってきぢの病室を訪れた。
きぢが、きのうと同じかっこうのままベッドで横になっていた。
でも、胸の痛みも昨日よりおさまって元気そうだったから安心。
2人で病気と手術の説明を先生から受けた。

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