涙をながすということ。

女子フィギュアスケートをみた。
テレビが家にないから実家へ。
韓国のキム・ヨナが演技をおえたあと涙をながしていた。
あとの会見で
「たくさんの選手が競技の後に涙を流すのを見て、どんな感じなのかと思っていた。わたしはきょうの競技が終わって初めて泣いたが、理由はよくわからない。とてもうれしくて、すべてが終わったという気持ちだった」
と感想をのべていたのをきいて、「この人はじめて演技のあとで泣いたんだ」と思った。

こういう時って、自分のなかの限界をこえて、自分をとりまく光(オーラ)がひとまわり大きくなった時の喜びの極まりなのかな。
五輪に出るような人たちは、みんな毎日が喜びも苦しみもものすごい勢いであふれていて、いつもは練習という過酷な動きのなかにせきとめているエネルギーが本番で一気に流れ出す。

だから、演技終わったあとの選手の顔をみると、こちらまで泣いてしまうのかな。

アーカイブ