シロちゃん、お帰り

近所のシロちゃん(ネコ)が、立春の夜にいなくなったと、いつもごはんをあげているネコ旦那が教えてくれた。

「シロちゃんかわいくなったから、前の飼い主が連れていったかもしれない。いいんだ、いいんだ。こうして少しずついなくなってくれれば。面倒みるのは大変だもん」
なんてネコ旦那は言うけれど、どんどん心を開きつつあったシロちゃんが突然いなくなったら、かなり寂しいはず。
だって世話もしてない私がこんなに寂しくて心配になったんたから。

「引き寄せの法則」にしたがい、悲しい結末を考えずに、シロちゃんが戻ってくることを考えようと、きぢと話し合った。

でも、シロちゃんがいつもいた場所をみると「シロちゃんどこにいったの?」って寂しくなるのはごまかせない。

で、昨日歩いていると、日が沈み暗くなりつつあるなか、ネコ旦那の家の前に、白い物体が。
あ〜、でぶネコシロちゃん!!

シロちゃんにいろいろ話しかけていると、2階の窓がガラっと開きネコ旦那が顔を出した。
「シロちゃん、気に入ったところがあってそこにとまってたみたいよ」
だよね、自由気ままなネコだもの。

シロちゃんの存在がこんなにも大きかったのだと、再発見した数日間だった。ラブ、シロちゃん。

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