引越し当日、みんなにお別れを。

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午前中に無事、引越し業者に荷物を運び出してもらった。
部屋にのこっているのは、グリグラと掃除道具と植物だけ。
ガランとした部屋は、はじめて高江洲アパートに来た時のことを思い出させた。
窓を全部あけて、吹き抜けていく風が気持ちいい。

午後からはバスにのって読谷村へ。
きぢのお父さんとお母さんそれぞれのご先祖さまの仏壇へ挨拶に。
バスを待っている間、わたしもきぢも今にもたおれそうだった。
そしてバスに乗り込むなり、二人ともガクンと眠りにおちた。
目が覚めると、読谷村のキラキラした海が見えた。
重い体をひきずりながら、きぢの実家に到着。
最初にお父さん方、そしてお母さん方の家をまわった。
「明日、沖縄を旅立ちますが見守ってください。ありがとうございます」

夜は、わたしはバスを途中下車して最後のフラへ。
最後10分しか踊れなかったけれど、なんとか間に合ってよかった。
ティーリーフのレイをもらった。ミアキさんからは、真っ白なシルクレイをもらった。
旅立ちのお守り。最後にクムには会えなかったけれど、今日ここにこられてよかった。
またいつか戻ってきたい。

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