雨の日に思うこと

今日も朝から雨。
予定していた「ホエールウォッチング」は延期になった。

ということで、仕事もお休みなので部屋でゴロゴロしている。
グリとグラもウトウト眠っているよ。
わたしが仕事にいっている間、いつも2人はこんなふうにまったりしてるんだろうな。

昨日、「グレート・ギャツビー」を読み終えたので、
久しぶりに村上春樹の「ノルウェーの森」を読み始めた。
きぢが朝作ってくれたカフェオレを飲みながら。
BGMはハナレグミの「音タイム」。

「ノルウェーの森」の37歳になった主人公ワタナベ君が、
二十歳前後の時の頃の回想が物語になっているけれど、
わたしがこれをはじめて読んだ時も二十歳前後だったから感慨深い。
だって今のわたしは、37歳のワタナベ君のほうに近い年になっているから。
37歳になったら、きっとまた読もう。

「ノルウェーの森」を読んでいると、不思議といろんなことを思い出す。
今日、思い出したのは中学受験のこと。
皇后ミチコさんの出身校でもある超お嬢様学校をなぜか受験し、落ちたあの思い出。
あの時、エママは「まだ子供なのに、辛い思いをさせてしまってかわいそうだった」
という感想をもっていたみたいだけど、
わたしとしては受験したことも、落ちたことも、結局公立の中学校にいったことも、
いい経験だと思った。その後、人生でいろんなことが起こってくるわけだけど、
「なるようにしかならない」「流れるところに流れ着く」ということを悟りはじめたのもあの頃かも。

あの時、超お嬢様学校がわたしを選ばなかったともいえるけれど、
わたしが超お嬢様学校を選ばなかったともいえる。たしかに受験したのはこのわたしだが。
だって無理でしょ。今のわたしをさかのぼってみればよくわかる。

さてシャワーをあびて、県立図書館にいってこよう。(かなりひさしぶり)

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