月光浴

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1週間前、意識が遠のいていた102歳のわがおばあちゃん。地震の時期と重なって、電車運休や余震でおばあちゃんの最期には会えないかもしれないと思った。

でも、今日病院にあいに行ったら、目もひらいて、手を握って、うなずいて、笑って、泣きそうな顔をした。おばあちゃんには、通じているはずと思ったから、手をつなぎながら私が子どもの頃の話をしたり、おばあちゃんの好きな「青い山脈」を歌ったりした。

昨夜、兄の子どもが生まれた。おばあちゃんの子孫がまた一人増えたわけだ。
ざっと数えても、おばあちゃんから連なる人たちは30人はいる。すごい。

夜はきぢと月光浴散歩。白銀公園でたくさん月の光をあびた。涙がでるほどきれいな光だった。風の強い、けれども静かな満月の夜。

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