映画を快適にみること

映画を快適にみるのって意外とむずかしいのかもと思った。
今日はギンレイホールで「アース」の最終上映を見にいった。
上映中に何度も携帯をあけてまぶしくする人、みょうに姿勢がいいもんだから頭がとびぬけている人、いつまでもビニール袋をガサガサさせてなにか食べている人、ニンニク食べてから来る人・・・。
わたしが気にしすぎなんだろうか。映画に集中できない要因がたくさんある。

「アース」。よかった。シロクマが死んでしまう場面やゾウが食べられてしまうところ場面は見ているのがつらかったけれど、最期のエンディングで「まだ間にあいます」というメッセージに少し救われた。でもかなり多くの人の意識がかわらないと、地球はこのままほろびてしまうのかもしれない。
もっと知識をふやさなければと思う。

映画館から出たけれど、頭の中はすっかりアースの世界なので、小道をすりぬけるタクシーはアムールトラに思えたし、大きなロングトラックはザトウクジラに思えた。
そして自分は、ちょっとでも気をぬけばライオンやトラに食べられてしまうカリブー。
明日、朝になっても町は「アース」だろうか。

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