目の前の事象を肯定的に
岡本太郎さんは、強く美しいです。
ふと上を見上げると、
太郎さんの顔がありました。
「ん~、いい顔してるな~。」
その隣には“常識とは何か。”
社会人になって常識という言葉はもっぱら使わなくなりました。
社会人一年生の時、先輩からの教えがあったからです。
明るく元気な強い先輩で、記憶に残る会話が次です。
「人生は運だよ!どうだい、キミは運は強い?」
という問いに、僕はすぐ答えられました。
「はい、運はいいと思います。これまで運で来ましたらか…。」
「ならよし!がんばれよっ。」
そして、とある会社の上司は…。
「常識を問う人が非常識!」
仕事の中で、「これくらい常識だよっ。」はもう使えないという意味。
この言葉、何度聞いても不思議なのです。
“非常識”とは何かです。
常識が問えないので、対義語の非常識も問えません。
結果、「常識という概念を捨てなさい。」がわかりやすくなります。
価値観の多様化、食文化や家庭環境の変化、社会の革命など
人間はドンドン複雑になり理解しがたいことも多々あるようです。
そんな世間で生きる僕に革命が起こりました。
映画「マトリックス」です。
「なぜ?」という概念がありません。
例えば、「なぜ私に会いにきたのか?」
答えは、「会いに来たから。来るとわかっていたから。」
「なぜ好きなの?」と次元が似ている気がします。
好きな理由が説明できないことがありますよね。
「常識とは何か。」
太郎さんからエールをもらいました。
コメント (1)
あっきぃーは
岡本太郎さんの
『自分の中に毒を持て』
が愛読書なんです。
投稿: あっきぃー | 2008年5月 4日