夏の終わりのストーリー
気づくのがかなり遅くなったが、
「努力」は伝わらない。
サラリーマンに限らず、
仕事は結果が重要。
どんなに努力しても
商品が売れなければ意味がない。
学生のとき、
「努力」は評価された。
社会人になると、
「努力」は評価の対象外。
頑張り方を研究するのではなく、
結果の出る工夫を繰り返す。
僕は今、生ぬるい世界にいる。
長い間、結果を出していない。
言われたことを忠実にしたが、
それ以上を要求していたとは...。
役不足で「会社の荷物」になっている。
だからこそ、思う。
「夏の終わりまでに成果を上げ、
新しい自分に生まれ変わるのだ」
雨のゾウ公園で、
振り向いたコトリちゃんは
いつも通り優しかった。