パーフェクトヒューマンと欠陥ロボット
人がミスをすると、
人は責めます。
そして、人はロボットを作り、
完璧な働きをさせます。
人はなんてすごい生き物なんでしょう。
ミスを激減させたのです。
ところかわって、
人は完璧でないから魅力的です。
コンサートに行き、
歌手が歌詞を間違えたりすることも…。
しかし、人は責めるどころか
ラッキーと感じてしまいます。
CDからは完璧な歌が流れている分、
ライヴの楽しみでもあります。
人は間違えるから、
間違えた時の策を用意しておけばよいのです。
完璧を求めるのなら、
自らロボットを作ればよいのです。
すべてのことを自分ですればよいのです。
ロボットを作るのも人です。
だからロボットもミスします。
年を重ねるごとに、
人のミスを多めに見られるようになっている気がします。
「みんな通る道だしね…。」
新聞記事を読みながら、
ロボットと人の関係を考えさせられました。