子どもの相手はつらいぜよ
僕はまだまだ子どもだ。
でも、社会へ出ると、
僕以上の子どもがいっぱいいる。
年齢なんて関係なくて、
大人になれない子どもがわんさかいる。
子どもを相手にするのは
骨が折れるが、
僕が大人になるための修行として最適だ。
商いが「紺屋の白袴」だと、
誰も信用してくれないし、
もちろん仕事も来ない。
パン工場で働く人が、
できあがったパンを食べていれば良い。
自分で作るものを愛していれば、
ものは売れてしまう。
器が大きい人になりきって、
いい仕事をするのだ。
世の中には、
大きな子どもと小さな大人がたくさんいる。
「僕は大きな大人になろうと、
思っている。本気だよ」