ブログ 壺屋すーじぐゎー日記

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1.図案を考える・描く

写真 図案

どこに色をつけたいのか、線をのこしたいのかなどを考えながら、図案を描きます。

紙に描く絵と違って、線を単純化させたり、モチーフを抽象化したりするので、計画性が必要です。 私は、なりゆきや思いつきで色をぬったり絵を描くことが多いので、型をおこすのに少し苦労します。

2.図案を写す

トレーシングペーパに、図案を写しとり、 型紙(ST紙もしくは渋紙)にスプレーのりで貼り付けます。 写真 2.1は防染糊を使い柄を写し取るタイプの型、写真 2.2はステンシルタイプで糊を置かず色をさす型。 紅型は、写真 2.1タイプで白地型染地型の2種類あります。

写真 2.1

写真 2.1

写真 2.2

写真 2.2

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3.型を彫る

写真 ステンシルタイプの型彫り

線をのこして、彫ります。デザインカッターとカッタボードを使います。

紅型の職人さんは、「突き彫り」という沖縄独特の技法で掘ります。ルクジューという豆腐を乾燥させた台の上で彫るそうです。

写真 デザインカッターとカッターボード

4.型彫り完成・紗(シャ)張り

ステンシルタイプの型はこれで完成です(写真 4.1)。 この型を布にスプレーのりで貼り付け、布の出ているところに色をさします。 にじんだり、はみださないように、よく筆をしぼってすりこむように色をさします。
防染糊を使うほうの型は、つなぎを残しておきます。つなぎは、型を彫る時に模様が動いたり、落ちないようにする役目があります(写真 4.2)。 彫り終わったら、型紙を補強するための紗をラッカーで張ります。そして、つりをおとします(写真 4.3)。

写真 4.1 型彫り完成

写真 4.1

写真 4.2 つなぎ

写真 4.2

写真 4.3 紗張り

写真 4.3

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5.のりおき・色さし

写真 色さし

布に型紙を貼り付け、防染糊をヘラでのばします。 糊が完全に乾いたら、色さしの時のにじみを防ぐため、豆汁(大豆の汁)を刷毛で布にふくませます。 豆汁が乾いたら、色をさします。 2度同じ色をさすのですが、一度目はうすめの色、二度目は濃い目の色をさします。 乾いたら、最後は隈(陰影を出す)を入れます。 紅型はこの隈どりが特徴です。 3日間ほど色を布に染み込ませます。仕上げは、布の裏面から、アイロンをあてます。

6.水元(みずもと)

お湯をたっぷりはった容器に、布をひたします。こうして糊を落とします。 4時間くらいで糊がふやけるので、あとはシャワーで布にのこている糊を落とします。

糊が落ち、色がはっきりと現れる瞬間が一番楽しみで嬉しいです。

7.完成

1回型を作ってしまえば、いろんな色の組み合わせを楽しめます。 写真 7.1の色は、現代の紅型で一般的に使われる樹脂顔料で染めました。あざやかな色合いです。 写真 7.2写真 7.3の二つは、土顔料で染めました。 自然の色を使っているのでやさしく自然な色合いになりました。

写真 7.1 樹脂顔料染め

写真 7.1

写真 7.2 土顔料染め

写真 7.2

写真 7.3 土顔料染め

写真 7.3

参考図書
・「型染め」(芹沢_介・高木明子) マコー社
・「花咲く布 琉球紅型 城間栄喜作品集 NHK出版

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