2010年7月アーカイブ

ホームカミングデー

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「Aloha ホクレア号!」の上映会のあとに、よりことともに江古田へ。
母校が新しく生まれ変わったお披露目の日。
江古田駅もずいぶん立派になって、なんだかかわいくなーい。
あの田舎くさいのがすきだったけど。しかし駅前ミニデパート「BeBe」は健在だった。
あと「江古田コンパ」も。なくなっているお店もおおいなか、まだのこっているのが不思議なほどだ。
でもやっぱり見慣れた景色はうれしいもんだね。

そして日芸新校舎。
あたりまえかもしれないけれど近代的な建物。
正直いって、わたしはあまり好きになれなかった。
中にもはいってみたんだけど、病院みたいで冷たい印象。
学生がいればまた雰囲気もかわるのかな。
わがバレー部の顧問だった野田ちんも、今では日芸の学長。
時代は確実に流れている。

夏の音

また今日も遠くの花火の音が聴こえてきた。
どこだろう?神宮かな?
最近、あまり花火大会というものにいかなくなった。
人ごみでつかれてしまうから。
高校生、大学生の頃は、よくいってたなあ。

花火といえば、沖縄の首里城の近くにすんでいた時、りゅうたん池であがる花火があんまりにも近くて、壁も床もどーんとゆれて、なにかが爆発したのかと思った。グリとグラもびっくり。わたしもドキーンとした。あれがおそらく生涯一番近い花火だったかもね。

宝さがし

家探しって、宝探しみたいだと思った。
あまたのガラクタ(いいすぎか!)の中から、自分にとってのキラっと光る宝物を探し出す。
床が斜めに傾いている部屋にたって、宝に出会うまでの遠い道のりを感じた。
しかし、宝物はすぐにみつからないほうがおもしろい。

アパートの内見をすませて、現すまいに帰ってくると、なんて心地いいアパートだろうと思った。
大家さんや近所の人たちのぬくもりにつつまれている日々。
この通りで暮らすネコたちにも感謝したい。

もうすぐ机の片付けも完了。

「この組み合わせは日本人ではじめてかも」とかほるさん。
純粋アスペンもロックローズも経験ずみだけれど、この2種類がくみあわさわると別ものになるという。
フラワーレメディー未経験のちばちゃんのタイプレメディー。
高次元の風格のアスペンが、コミカルなロックローズをつつみこかんじだそうだ。
コンサルテーションがはじまる前、わたしとあきちゃんのそれぞれの予想。
「背の高いかっこいい樹」(わたし)
「黄色い小さな花」(あきちゃん)

結果的に二人ともイメージはあたっていたことになる。

「アスペン&ロックローズ」の人は、とっても人の気持ちがわかる人格者なので、みんなが相談してくるんだけど、自分の深い悩みは話せないという。みんななんでもかんでもアスペンさんに解決してもらおうとたよらないように。

リンさん茶屋

あきちゃんにさそってもらい、きぢとあきちゃんと3人で西荻窪の台湾茶へ。
ひさしぶりに会う店主のリンさん。あいかわらず一本ぶっとい筋が通っているキャラクター。
いいな、あんなふうにいつでもぶれずに自分の正しいと思うことをつらぬけるのは。

リンさんの作ってくれたおいしいごはんと、夏限定の冷やし茶、そしてドライフルーツの数々。
最後には、お抹茶までたててくれた。
5時間くらいいたかな。
夏ばてモードのきぢも少し元気がでたようでよかった。

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1年に1度の阿波踊りで町は盛り上がる。
毎年、楽しそうに踊る人たちを眺めて、自分が参加するならあの団体がいいとか、あの役目がいいとか勝手な想像をしている。
参加している人の話をきくと、そうとう楽しいそうだ。
「祭り」って、とっても意味のあることだと思う。

西日のさす部屋

なんというか冗談みたいにあつい。
さすがに、ゆでだこになりそうなので日中は冷房をいれてる。
冷房のない台所にいくと、そこにおいてあるものがみなあたたかくなっている。
うちは西に大きな窓があるから、午後1時から5時くらいが最高にヒートアップする。
西日はオレンジ色でやさしい気持ちになるので、好きなんだけどね。

こんなにも暑いと、冬寒かった時同様、身体が休眠状態になる。
つまり身体をよこたえれば、あっという間に夢の世界だ。
こんなに眠っていいのかしら?

今日も、これから「ほおずき市」へ。
夕方は少し涼しくなるかな。

中医学講座2回目

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今日のお題は「四診」。
病気のサインのよみとりかた。
顔色や視線や歩き方や、声の出し方、などなど。
前回は「舌診」で舌の色や形や苔でよみとる方法を学んだ。

しかし問題は、「舌診」をするときに舌を出すのがむずかしいということ。
2週間ほぼ毎日自分で「舌診」をしていたから、だいぶ上達したかと思いきや、先生に「舌出すのもしかして大変ですか?」って指摘された。え?なんかおかしかったかな。
きぢに「舌診をするときにこうやって舌を出すんだけどなんかおかしい?」とみてもらったことがあるんだけど、どうもわたしは舌だけではなく首まで不自然にうごいているらしい。おおげさな動き。

世の中の人って、器用な人が多いなといつも思う。
わたしの身体の動きや神経って、ちょっとかわっているのかもしれない。
まっ、いいか!

夜は、きぢと神楽坂の「ほおずき市」へ。
昨年同様すごい人だった。
龍公亭の焼きそばをなんとか手にいれることができた。
ガレット屋さんは、今年も長蛇の列。ふつうにお店にいったほうがいい。

kahori納涼会

楽しみにしていたkahoriの「フィトセラピー」セミナー。
紀元前の人たちから、今までずっと続いてきた植物と人との関わりについて。
「紀元前の人がすでにこんなことを知っていたんですよ」
と教えてもらっても、それは驚きというよりも、親近感。
なぜだろう、3000年前といわれてもそんな距離を感じないのは。
20年前といわれたほうが、昔だなと思うのは、今の人生が途中だからかもしれない。
もっともっと植物たちに近づきたいと思った。

セミナーのあとは、持ち寄り納涼パーティーへ。
いつものごとく一人1品があつまって、豪華なテーブルに。
参加しているほとんどの人が自分のタイプレメディーを知っていて、自己紹介の時に「ミムラスです」とかいうのがおかしい。
いろんな人とたくさんおしゃべりした。

梅雨明け


梅雨明けと共に夏バテがやってきた。わたしではなくきぢに。

夏は汗をかくものだと、冷房もいれずに過ごしていたら、きぢは茹でダコのようになり、グリは口をあけてハーハー、グラはわきわきポーズ。

さすがに冷房いれてもいいかもと思った。

夕涼みに外濠公園を散歩。木々を吹く風が気持ちいい。
涼しいカフェで、ハーブティーを飲んで一休みしたら、二人とも生き返った。

いよいよ夏本番。

夢のはざま

毎日、時間に関係なくすごくよく眠れる。
体がだるいというよりは、頭が眠りたい感じ。
で、台所の大掃除をしたあと、12時から13時まで昼ねした。
昼ねなのに、深く眠っていたのかな。
はっと目が覚めたら、いったい何時なのか、いつから眠っていたのか、何をしていたのか、わけがわからなくなってしまった。朝起きた時にも、こんなふうになることはないのに。
わたしは誰?ここはどこ?状態。

そんなとき、グリとグラが鳥カゴの中で静かにこちらをみている。
すると、現実にちゃんと戻ってきた感じがしてほっとする。
グリグラありがとう。

清風荘

神楽坂にある町一番昭和な感じの不動産屋。
前にも一度家を紹介してもらおうとはいったことがあった。
ここに張り出されている物件って、風呂なしアパートとか「なんとか荘」とか、そういうのが多い。ほかの不動産屋だったら表に出すのは「オートロック」「新築」「宅配ボックス付」とかなのに。

今回、わたしが探している条件に強そうなので再チャレンジ。
前から散歩の時に、いい場所だなと思っていたアパート「清風荘」に連れて行ってもらった。
不動産屋のおじちゃんは「いいお部屋だよ~、角部屋だし」って。

ガラっと共同の玄関をあけると、大きな共同の下駄箱があって、急な階段をのぼる。
廊下も壁も年季はいってるな~。
部屋には、小さな台所と4畳半。窓はたしかに東と北に二つある。
二つ窓をあけると風が吹き抜ける。
が、目の前がワンルームマンションで、部屋の中までみえそうな距離。
景色を大切にするわたしとしては、これはちょっとな~と思った。
あとアパート全体の雰囲気。外からみるより、中はちょっと荒れている感じ。
きっと男子が多いのかもしれない。

高田馬場の誠和に型染め用の糊を買いに行った。
で、その帰りに本屋さんによって何気なく手にとった本をあけると
「狭いアパート楽園に!」というフレーズが。
数々の啓発本の親といわれるジェームズ・アレンの著書。

「もっと広くてステキな家に引越したい」と思うなら、まずは今暮らしている「狭くてきれいじゃないアパート」という棲家の中でできるだけ理想に近づけるように、整理したり掃除したり飾ったりしなさいということが書いてあった。そうすれば、やがて自分の理想にぴったりの次なる家が現れる。その家はあなたのことを辛抱強くいつまでも待っていてくれるだろう。ということでした。

たまたまひらいた本のページにこんなタイムリーなメッセージが書いてあるなんて。
そうだよね、まずは自分の机の周りからなんとかすっきりさせないと。
今すんでいる家は大好きだけど、わたしの心みたいにわたしの荷物があふれている。
山積みの本。今日も1冊増えてしまったけれど・・・。

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明日の早朝4時すぎに新月を迎える。
その直前の今日という日、濃密な時間。
まず、かおりんとともに初めてウクレレ教室。
参議院選挙。
大切な仲間たちとみるてんつくまんの上映会。
そして、これからワールドカップ決勝戦。

今日はしっかりと願いをたてようと思う。
今日一日楽しいことがたくさんあったので、
夢はなんでもかないそうな気持ち。

4畳半

不動産屋さんから電話がきて
「事務所に使うのにちょっとおもしろい物件がはいったのでみてみませんか?」
とのこと。
すぐにいきました。
結局、その物件は天井が低すぎるのと、一日ここにいたいかといわれると落ち着かないような雰囲気だったのでパス。せっかく来たんだからということで、4畳半アパートを二つみせてもらうことにした。
一つは築58年の女子専用のアパート。
もう一つは元商店の上のアパート。
部屋にはお風呂もなければお手洗いもない。
アトリエだからそれはいいんだけどね。

もう少し、いろいろとプランを考えて、不動産屋さんもいろいろまわって、たくさん部屋をみようと思う。

さすが藤木さん♪

きぢのご招待で、沖縄芸人の藤木さんの一人芝居をみにいってきた。
今回で2回目なんだけど、やはり期待をうらぎらず沖縄ねたてんこもりで面白かった。
藤木さんは2年前に事務書を沖縄から東京に移したらしい。
いろんな決心や夢や想いがあるんだろうな。

「笑う」って、すごく大切だと思う。
だって笑ってるときは、悲しいことや暗いことなんて考えられないから。
こうしてわたしたちを笑わせてくれる藤木さんは素晴らしい。

はじめての中医学

七夕の日、吉祥寺の漢方薬局で「はじめての中医学講座」に通いはじめた。
最近、漢方薬で体の調子をあげているとあきちゃんとともに。
陰陽五行説の考え方は、東洋人のわたしにはしっくりくる。
そして「舌診」(ぜっしん)。
舌で体質や体調を判断するなんて中国医学すごい!
みんなの前で舌をベーって出すのがなんだかはずかしい気もするけれど、
人の舌はよーく観察するよ!

お母さん業

高校の同級生のゆりに注文してくれたTシャツを届けにいった。
見た目はたいして高校時代とかわらないけれど、立派なゆりは2児の母。

母というのは、ほんとうにえらいなと、ゆりの話をききながら思った。
大変な思いもいっぱいするし、怒りたくなくても怒らなければいけないときもある。
自分の時間なんてこれっぽちもないように感じてしまうときもある。
だけど、家族のみんながお母さん中心にまわる宇宙、惑星みたいなそんな存在。

お母さんをしている友だちとは、ふだんあまり会う機会も少ないんだけど、話をきくとまたぐーんと世界が広がるのを感じる。

フラワーレメディー経験の長い大塚さんのタイプレメディー。
何度かプラクティショナーの人にタイプレメディーをみてもらったことはあるみたい。
でも、自分でもびっくりな「セラトー&ロックウォーター」と判明。

人に栽培されるセラトーと、なんでも自分でやらなければ気がすまない完全天然な岩清水。
このふたつの人格にはさまれて、悩むことも多いだろうと思う。

武相荘という家

あきちゃんと町田市にある「武相荘」という古いお家に遊びにいった。
白洲次郎・正子夫妻の暮らしていたお家。

古い農家をどんなふうにアレンジして、モダンに暮らしていたのかなと思っていたけど、いってみると、わたしが武相荘から学ぶことはそういうことではなかったと気がついた。

「暮らす」ということの意味。生きているという自分の時間。
空間を心地よくするというのは、自分の人生をどれだけ丁寧に大切に扱っているかってことにつながるのかも。

森と人

四谷の旧四谷小学校にいってきた。
「くくのち学舎」という一風かわった学校。
南西諸島の人たちの祭祀、森とのかかわりの講義をうけた。
つい最近いってきた沖縄の久高島と斎場御嶽(せいふぁーうたき)や首里の大赤木も登場し、なんだかゾクゾクっと感じるものがあった。

ただ植林するだけではなく、なぜ人は森を必要としているのか、森と人とのかかわりはどうなっているのか、そこから問い直したいと思った。
わたしもいずれ、森にかかわる何かにたずさわりたいと思う。

グラ診察

デンマークから帰ってきたら、グラのおしりがまるくなっていた。
これはまずいと思い、グリと隔離したり、カゴをかえてみたり。
そして、また小鳥病院につれていくことにした。
病院にいった時は、帰国直後のようなおしりのふくらみもなく、呼吸もおとなしくなっていたけれど、健診もかねて。
また女先生にいろいろ注意をうけた。この先生ちょっとこわいけど、小鳥のことよーく研究していてちゃんとした先生だなと思う。いまさらだけど、小鳥を飼う上での注意点がよくわかった。
とりあえず、今回は様子をみましょうということで、レントゲンも薬もなし。
帰りにkahoriにグラをつれていったら、かほるさんが「前会った時よりも満足した顔をしているね」って。グラもわたしもうれしい。

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