2009年8月アーカイブ

台風と雨

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関東に台風がやってきた。
雨の音をききながら、個展に出す雨ぼうやの色をぬる。
水色のグラデーション。顔を描くのは、沖縄から帰ってきてからだな。

荒井良二さん。

荒井さんのサイン会に、美雪ちゃんと青山ブックストアへ。
前に荒井さんのサイン会に参加したのは、沖縄に引越す直前だったから、6年前になる。
この6年で荒井さんはどんどん世界的な作家になっていているけれど、あの雰囲気はからわないなーと思った。
本屋でケルトの樹の本をかった。しあさってからの旅にもっていこう。

北海道の展示会ツアーからかえってきて5日がたったけれど、あいかわらずエンジンがかからずゆっくりモードで過ごしている。
といっても、東京での個展も1ヵ月をきったから、カレンダーに予定はぎっしりのはずなんだけど。
北海道の自然がよすぎたせいかもしれない。
樹の立ち姿が素晴らしい。沼の気配がなんともいえない。

池袋に買い物にいって家にかえると、鼻の奥が少しいたくて、くしゃみがでてきた。おまけに咳まで。
「これは進入しようとしているウィルスと戦っているに違いない」
と思い、ハーブ屋kahoriへ(昨日もいったけれど)。
カホルさんがティートゥリーをすすめてくれた。
これでうがいするといいって。家にもどってすぐにやってみたけど、なんかスーっとしてさわやかになった。

布切り職人タマ登場

個展も目前にせまり、布切り職人タマがコトリ工房にきてくれた。
いつものごとくテキパキとスマートに、無駄のない布さばきで次々とブックカバーの布を切ってくれた。ありがたやーありがたや。
その間にわたしは、新たな型をほった。
今回の個展では、今までにないある商品を作ろうとしている。
まだ完成形がないから最後までどうなるかわからないけれど。

夕方から、夏休み明けのkahoriでもちよりパーティー。
18年ものの生ハムや沖縄の海底に10年沈めた泡盛などレアな品々が集まり、おいしく楽しい夜になった。やはりアストロダイスをふる人もいた(わたしもポケットにしのばせていたけれど)。

オープン漢方薬局

神楽坂に気になる漢方薬局があって、そこで「オープン漢方薬局」という漢方の勉強会があるというので参加してきた。参加者は、薬局の人3人とわたし一人だった。
この漢方薬局は時々、漢方薬がいつもおいてあるところをギャラリースペースにかえるという不思議なお店。
今日のテーマは「冷え」について。これはわたしの永遠のテーマかもしれない。
今は、夏のクーラーの冷えに悩まされている人が多いみたい。自分がいっているオフィスも冷蔵庫状態だからね・・・。
漢方について興味はあるけれど、ところどころききかじったことしかないわたしにはとてもためになる時間だった。少しずつ勉強しよう。

帰途。

北海道から昨日かえってきた。
母娘二人旅、最後まで珍道中だったなぁ・・・。
グループ展ができて、きれいな景色をみられて、なつかしい友だちに会えて、なんて楽しかったんだろう。

でもはりきりすぎたのか、今日から9月の個展に向けてラストスパートのはずだったけれど、身体も心も動かない。眠い、ぼーっとする。こういう時はゆっくり行動するしかないんだよね。

プルメリア咲いた!

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去年の千倉のアートマーケットで購入したプルメリアがついにこの夏咲いた!
花が咲くのは数年後だと思っていたから(お店の人もそういっていたし)、新芽をみつけた時は「まさか蕾?」と半信半疑だったけど、大好きなプルメリアの花がほんとうに咲いた。香りもあの甘い南国の香り。

明日から、札幌へ。
2年ぶりの北海道楽しみだな。

北海道の準備

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札幌紀伊国屋書店の展示会準備。
作品をフレームにセッティングする作業は、シンプルだけどとても神経を使う作業だと思った。
17個ぜんぶ終わる前に、頭の前のほうがものすごく疲労してしまって、途中でパタっとたおれた。
そしてグリグラの横でしばらく目をつぶる。(昼寝ともいう)
でも、なんとか北海道に発送完了。
あとは手持ちのものを仕上げていよいよ出発。

広島の平和の鐘

ラジオから広島の平和の鐘がきこえてきた。午前8時15分。
64年前の今日、ある晴れたいつもと同じ夏の日、広島に原爆が落とされた。
命のこと、平和のこと、多くの人があらためて考えることができる日。

時々、空を見上げてふと思うことがある。
今、空から爆弾がふってきて、一瞬にしてこの幸せなやわらかい日々がこわされることってどういうことなんだろう?って。想像しようたって、やっぱりできない。

はかないことだらけの世界だけど、そのおくにはもっと強くて、大きくて消えないものがあると思う。
それがなんなのかまだわからないのだけど。

今朝は、札幌で販売するシーサーズの顔を描いた。楊枝でね。
今から出勤。

もうすぐ。

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今週末には、北海道に作品を送らないといけない。
といいながら、今もまだ蔵書票を染めている。
作品作りってきりがないところがある。
そんな時、壺屋のやちむん道場の親分の言葉を思い出す。
「いつまでも土をこねくりまわしているからっていいのができるわけじゃない」。
かえって、ばばっとすばやく作ったものがよかったりすることが多いというが。

たくさん染めて、最後に選んだのが一番最初に染めたものでもいいと思う。

今は、家で作品を作りながら、時々グリとグラに話しかけたりして過ごす時間がとても幸せ。

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