強がるほど、弱くもない

たまには社会的テーマで書きます。
珍しく、ね。
こどものいじめが報道されるように、
大人いじめも問題になります。
こどもたちのセカイは、大人の縮図でもあるので
大人の影響が大きいのです。
大人がわるいと言っているのではなく、
こどもは大人たちの言動を真似るのです。

うさぎのプイザー

僕は、こどもの頃、いじめられたし
いじめる側の立場になったこともある。
大人になって、その体験が役に立っている。
なぜなら、いじめることをしないから。
大人の場合は、パワハラと呼ぶことがある。
さいわい、僕は社会人になって、ずっと
何の役職にもついていないので
常に組織ピラミッドの底辺にいる。
パワハラを受けても、パワハラすることはない。
そして、いじめることもない。
というより、いじめる時間的余裕もない。

なぜ、人は他人をいじめるのか。
経験上わかっています。
だから、大人になった今、
心の弱った大人を静かに見守るだけ。
傍目には攻撃的で怖い存在でも、
内側はボロボロで崩壊寸前なのだ。
強がるしか生きる道がないのです。
これを「大人げない」と言います。
僕は強くない大人なので、
黙って見守ることが多い。
強がるほど、弱くもない。
やっぱり、見守りながら
丁寧に生きるのが性に合っている。

きぢのイラスト(さとり)