ノラ猫・ミケランの姿が見なくなって二ヶ月がたった。
最後に庭に来た時、ウシモカのシェルターに入って丸一日出てこなかったミケラン。
なんだかとってもしんどそうだったから心配してたんだ。
シェルターから出ても、ごはんも食べずに草陰でじっとしている。
それが、ミケランを見た最後。

夜眠る前に「ミケラン夢に出てきて」とお願いすると3回とも出てきてくれた。
夢の舞台は、すべてこの庭。
一度目は全体的にぼやっと白っぽくかすむミケランが黙って座っていた。
二度目は、私と楽しく遊んでくれた。
三度目は、パートナーのマイキーが病み上がりのミケランを介助しながら庭に来てくれた。

初めて夢の中で会話をしてくれたのもミケラン。
現実世界では、ここらに出入りするノラ猫の中ではかなり気位が高く、ご飯をあげる時でさえも「シャー」と威嚇されていた。いつも鋭い目でこちらの様子をうかがっていた。
だけど、優しい気持ちで話しかけると、いつも少し心を開いてくれたんだ。


一度、庭で赤ちゃんを産んだことがある。その日のうちに、他の場所に移動したけれど。
その時、生後一ヶ月の子ネコを庭に連れてきてくれて子育ての様子を見せてくれた。

その数日後、最後に残ったこの子ネコが亡くなったらしい。
ミケランの背中しか見えなかったけど、子ネコのなきがらを枯葉の中に埋葬しているようだった。
マイケルとウシモカも少し離れた場所から見守っていたんだ。
埋葬が終わったあと、ミケランは日が暮れてもずっとそこに座っていた。

命の始まりと終わりを全部みせてくくれたミケラン。
私の偉大なる先生だ。


この写真は、他の場所に子ネコを移動する様子。

会いたいな、ミケラン。

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