Category Archives: 庭に来る動物たち

ミケランとウシモカ

2018-03-14(水)

ある日、時々庭に遊びにくるミケランが息子のウシモカを連れてきた。
ウシモカは人間が怖いみたいで、ごはんが食べたいけれど、動きを止めることができず行ったり来たりしていた。そのうち、ミケランが来ない時でもウシモカが現れるようになって、いつのまにか庭に暮らすようになっていた。


ウシモカは母ミケランが大好きなんだけど、ミケランはだんだんウシモカに冷たくするようになって、戯れてこようとするウシモカの頭を殴るのをなんども見かけた。殴られても、うっとおしがられても、ウシモカは大好きなんだけどね。ミケランにすごく気を使っているのが見ていてわかる。

自分の部屋を占領されても、黙って待つしかない。

ウシモカに冷たいミケランだけど、ある日母としての大きな愛を感じる事件が起きた。
庭に来たノラネコやっくるとケンカしようとしたウシモカ。
やっくるは、のらりくらりしているので自分からケンカをしかけることはないのに、自分のナワバリに現れたのが気に食わなかったらしく、ミケランやマイケルや私が見ているからと調子づいたウシモカは、やっくるめがけておそいかかろうとした時、ミケランがやっくるとウシモカの間にとっさに入った。
やっくるの前に立ち、ウシモカの動きを止めた。
最初、何が起こったのかわからなかった。なんでミケランがやっくるをかばったの?って。
後になって思えば、ケンカしたらこてんぱにやられるだろうウシモカ(やっくるの方が経験も体も上)を助けたのだ。

意地悪で冷たい美女ミケランの大きな愛を知った。

大好きなミケランママと幸せな時間を過ごすウシモカ。
時よ永遠に。

ミケランの家族

ミケランはミケ猫で、男ネコたちに人気があった。
ストーカーやっくるにつけまわされたり、あの偉大なるボスネコマイキーのパートナーでもある。
ミケランがお腹を大きくしていたのを少なくとも3回はある。
その一匹がウシモカだ。
ネコというものは、複数の男ネコと交尾した結果、毛色の違う子ネコたちを同時に産むそうだ。
ミケランは美人で、毛並みも美しいから、恋多き女。

ちょうど一年前くらいに、縁側のネコ箱に家族が集合した。
ウシモカと父マイケルは分かっていたけれど、ウシモカとは全く毛色の違うヤマピーも兄弟だということが判明した。ウシモカもヤマピーも、もう大人ネコのサイズになっているのに、ミケランに甘えておっぱいを飲んでいた。ミケランはこの時もお腹が大きかったから、妊娠していたはず。

ミケランの姿を見かけなくなった今、ミケランの子孫たちがどのくらいいるのかわからないけれど、昨日もそれらしき幼ネコに会った。ウシモカがその子のこと好きみたい。最近、夜になると家の周辺に現れ、ウシモカはその子を見てにゃんにゃん恋しい声をだしている。綺麗な子で目の美しさと強さがミケランゆずり。


工房の窓辺にミケランファミリーが大集合していたこともあったなー。

母ネコ、ミケラン

2018-03-13(火)

ノラ猫・ミケランの姿が見なくなって二ヶ月がたった。
最後に庭に来た時、ウシモカのシェルターに入って丸一日出てこなかったミケラン。
なんだかとってもしんどそうだったから心配してたんだ。
シェルターから出ても、ごはんも食べずに草陰でじっとしている。
それが、ミケランを見た最後。

夜眠る前に「ミケラン夢に出てきて」とお願いすると3回とも出てきてくれた。
夢の舞台は、すべてこの庭。
一度目は全体的にぼやっと白っぽくかすむミケランが黙って座っていた。
二度目は、私と楽しく遊んでくれた。
三度目は、パートナーのマイキーが病み上がりのミケランを介助しながら庭に来てくれた。

初めて夢の中で会話をしてくれたのもミケラン。
現実世界では、ここらに出入りするノラ猫の中ではかなり気位が高く、ご飯をあげる時でさえも「シャー」と威嚇されていた。いつも鋭い目でこちらの様子をうかがっていた。
だけど、優しい気持ちで話しかけると、いつも少し心を開いてくれたんだ。


一度、庭で赤ちゃんを産んだことがある。その日のうちに、他の場所に移動したけれど。
その時、生後一ヶ月の子ネコを庭に連れてきてくれて子育ての様子を見せてくれた。

その数日後、最後に残ったこの子ネコが亡くなったらしい。
ミケランの背中しか見えなかったけど、子ネコのなきがらを枯葉の中に埋葬しているようだった。
マイケルとウシモカも少し離れた場所から見守っていたんだ。
埋葬が終わったあと、ミケランは日が暮れてもずっとそこに座っていた。

命の始まりと終わりを全部みせてくくれたミケラン。
私の偉大なる先生だ。


この写真は、他の場所に子ネコを移動する様子。

会いたいな、ミケラン。

ミケランと話す

2017-11-22(水)

ついに動物対話をした、夢の中で。
相手はなんとあの気位の高いミケラン。

ミ「ミケランって嫌よね。ご飯くれる時さ・・・」
ミケランは、いつもご飯をくれるおばさんのことをミケランという名前だと思っている。
私「ミケランってあなたの名前よ」
ミ「えっ、そうなの?」
私「(あなたの子供の)ウシモカって可愛い子だよね」
ミ「そうね、あの子はいいこ。だけどノラネコを家の子にするっていろいろ大変よ」

なんていう、はっきりした会話が続いた。
動物対話士ってこんな感じで、動物たちとお話するのかな?

翌朝、ここ数日見かけなかったミケランが庭にいた。
だから、夢の中でお話しできたことのお礼と楽しかったことを告げると、いつもは声を出すこともないミケランが「みゃ〜」と言った。
やはり。

ウシモカ、その後

2017-10-02(月)

ウシモカのケガは、すっかり治り(傷のところはまだハゲているけど)、いつものやんちゃで甘えん坊のウシモカは健在。

先日、「ねこサミット」というイベントに参加した。地域ネコについてのお勉強会。
ねこの生態や行動パターン、野良ねこを巡る地域の問題など、役立つ話をたくさん聞けた。

野良ねこというのは、たいがいご飯をくれる場所をいくつか持っていて、野良ねこ同士のコロニーを作り生活しているらしい。ご飯が足りなくなったりもらえなくなるとコロニーは移動するという。

だけど、ウシモカは日中はほとんどこの庭でゴロゴロしている。
夜中の行動はわからないけれど、朝になるとすでにここにいる。

ちゃんと野良ねこらしく、いろんな場所に顔を出してほしい。
この庭だけをコロニーにしたら心配だよ。

ウシモカ、ケガをする

2017-09-05(火)

庭で暮らすノラネコのウシモカが10日ほど前にケガをした。
朝になると縁側に現れて「ご飯くれー」って催促するのに、その日は姿がなかった。
庭に出てうりずん豆の草むらを覗くと、そこに隠れるようにウシモカが座っている。
声をかけると、いつもの十分の一くらいのか細い声で「ミャー」って返事が返ってきた。
なんかおかしいなと思ってよーく見ると、右脚に血が付いている。
近くに寄ろうとすると「シャー」って威嚇するから、身体を触るなんてできない。
ご飯と水をあげても食べない。痛みで食欲がないんだね。

結局、その日は一日中庭の草むらの奥ふかくで養生していたみたい。

もっと具合が悪くなったら、どうやって捕まえて病院に連れて行けばいいんだろう?とか心配したり、ノラネコの人生の過酷さを感じたり。
今もケガは痛々しいけれど、だいぶ元気になって見守る日々。


いつも縁側から家の中を眺めている


尊敬するマイケル先輩とご飯を食べる幸せな一時


去年(2016)の10月初めて庭で出会った日のウシモカ。まだ顔が幼いね。
目が合うとダッシュして逃げるほどの警戒心はすっかり薄れたこの頃。

ウシモカや他のノラネコたちの平和な毎日を祈ってる。

寒い日はネコ団子

2017-04-04(火)

4月になったけれど、まだけっこう寒い日もある。
縁側にネコ箱(桐ダンスの引き出し)を置くと、近所のネコたちがいつの間にか吸い寄せられるように、箱に集まってくる。仲間がいるってあったかくて安心だね。

家の中のリモーネも、三角テントで暖をとっている。
ああ、かわいい。

コニーは20度前後がたぶん最適温度だから、ちょうどいいね。
そして、小鳥とウサギが同じ部屋で暮らしていたらどうなるのだろう?
と思って、コニーの部屋のドアをそっと閉めてみた。
たぶんコニーが嫌だね。

ヤマネ(コ)現る!

2017-03-28(火)

ここ数日、庭に見慣れないネコがチョロチョロと顔を出す。

小さくて、黒っぽくて、とても敏捷。
まるでイリオモテヤマネコみたい(見たことないけど)。

実はこの子、ウシモカの兄弟みたいなの。

ミケラン、ウシモカ、ヤマネ(またはヤマピー)のプロフィールを日記で紹介しなきゃね。

こちらは、たぶん息子とお父さん。ウシモカ&マイキー。

春分点

2017-03-20(月)

今日は、なんとも幸せな春分の日だった。
午前中に映画「人生フルーツ」を観に行って、家に戻って部屋の掃除や洗濯をして、庭のネコ集会に参加して、コニーとシロツメクサの咲く公園で遊んだ。部屋ではリモーネが頭の上に飛んでくる。

そしてお日さまTシャツを染めて、きぢとささやかな(笑)ご飯を食べて、もう眠ろう。

小さな出来事がいつの間にか集まったような毎日が好きだ。
そしてそんな人生を紡いでいきたい。

ネコたちとのかけひき

2017-02-18(土)

最近、ついネコの話題になってしまうが、グスクが昨年の4月にいなくなってからしばらく「鳥たちの庭」になっていたのだが、半年くらい前からまた「ネコたちの庭」になりつつある。

子猫(推定生後半年)のうしモカの登場で、またネコたちとの距離がぐっと縮まった。
大人ネコのマイケルやミケランは、時々現れては庭でご飯を食べたり、昼寝をして、割とすぐまたどこか違う場所に移動するんだけど、うしモカはこの安全で平和な庭がお気に入りのようで、グスクのように最近では常駐している。

ご飯を時々あげるのはいいのだけど、ノラ猫という関係なので、ある程度自立してもらわないとこの先が不安。家を長く留守にすることもあるし、いつ引っ越しするかもわからないのだから。

うしモカにはいつも「あんたね、狩りをしないといけないし、他にごはんをもらえるところをいくつか作っておかないと、私は心配だよ」って言い聞かせている。

で、数日前、いくら「ニャー、ニャー」言っても、ごはんを要求されてもあげないことにした。そしたら、諦めて狩りに出たり、外に遠征に行くと思ったから。
だけど、この日はマイケルやミケラン(うしモカの母)まで庭にずっといすわって、一日中寝ているの。「今日はごはんはないんだから」って心を鬼にして、でもチラチラと庭のネコたちの様子を見てたけど、出て行こうとしない。自分がおなかがすいてごはんを食べるたびに「私だけ食べて」と申し訳なくなったり。

夜ごはんにアジの干物をきぢと食べた。アジの骨と頭を持って庭に出ると3匹はまだいて、喜んでそれを食べた。少ししかあげてないけれど、マイケルもミケランもすぐに庭を出て行った。まるで根くらべしていたみたい。

で、問題のうしモカはどうかっていうと、急に元気になって「狩り」を始めたんだ。草の中に飛び込んで、何かを捕まえて、転がして食べている。たぶんとかげかな。
「ほら、僕はごはんをもらっても、ちゃんと狩りだってできるんだから心配しないでよ」と言わんばかりに。ネコたちには、私の心のなかはお見通しかもね。
ああまた心の距離が縮まってしまったじゃないか。