Category Archives: 庭に来る動物たち

ウシモカ、その後

2017-10-02(月)

ウシモカのケガは、すっかり治り(傷のところはまだハゲているけど)、いつものやんちゃで甘えん坊のウシモカは健在。

先日、「ねこサミット」というイベントに参加した。地域ネコについてのお勉強会。
ねこの生態や行動パターン、野良ねこを巡る地域の問題など、役立つ話をたくさん聞けた。

野良ねこというのは、たいがいご飯をくれる場所をいくつか持っていて、野良ねこ同士のコロニーを作り生活しているらしい。ご飯が足りなくなったりもらえなくなるとコロニーは移動するという。

だけど、ウシモカは日中はほとんどこの庭でゴロゴロしている。
夜中の行動はわからないけれど、朝になるとすでにここにいる。

ちゃんと野良ねこらしく、いろんな場所に顔を出してほしい。
この庭だけをコロニーにしたら心配だよ。

ウシモカ、ケガをする

2017-09-05(火)

庭で暮らすノラネコのウシモカが10日ほど前にケガをした。
朝になると縁側に現れて「ご飯くれー」って催促するのに、その日は姿がなかった。
庭に出てうりずん豆の草むらを覗くと、そこに隠れるようにウシモカが座っている。
声をかけると、いつもの十分の一くらいのか細い声で「ミャー」って返事が返ってきた。
なんかおかしいなと思ってよーく見ると、右脚に血が付いている。
近くに寄ろうとすると「シャー」って威嚇するから、身体を触るなんてできない。
ご飯と水をあげても食べない。痛みで食欲がないんだね。

結局、その日は一日中庭の草むらの奥ふかくで養生していたみたい。

もっと具合が悪くなったら、どうやって捕まえて病院に連れて行けばいいんだろう?とか心配したり、ノラネコの人生の過酷さを感じたり。
今もケガは痛々しいけれど、だいぶ元気になって見守る日々。


いつも縁側から家の中を眺めている


尊敬するマイケル先輩とご飯を食べる幸せな一時


去年(2016)の10月初めて庭で出会った日のウシモカ。まだ顔が幼いね。
目が合うとダッシュして逃げるほどの警戒心はすっかり薄れたこの頃。

ウシモカや他のノラネコたちの平和な毎日を祈ってる。

寒い日はネコ団子

2017-04-04(火)

4月になったけれど、まだけっこう寒い日もある。
縁側にネコ箱(桐ダンスの引き出し)を置くと、近所のネコたちがいつの間にか吸い寄せられるように、箱に集まってくる。仲間がいるってあったかくて安心だね。

家の中のリモーネも、三角テントで暖をとっている。
ああ、かわいい。

コニーは20度前後がたぶん最適温度だから、ちょうどいいね。
そして、小鳥とウサギが同じ部屋で暮らしていたらどうなるのだろう?
と思って、コニーの部屋のドアをそっと閉めてみた。
たぶんコニーが嫌だね。

ヤマネ(コ)現る!

2017-03-28(火)

ここ数日、庭に見慣れないネコがチョロチョロと顔を出す。

小さくて、黒っぽくて、とても敏捷。
まるでイリオモテヤマネコみたい(見たことないけど)。

実はこの子、ウシモカの兄弟みたいなの。

ミケラン、ウシモカ、ヤマネ(またはヤマピー)のプロフィールを日記で紹介しなきゃね。

こちらは、たぶん息子とお父さん。ウシモカ&マイキー。

春分点

2017-03-20(月)

今日は、なんとも幸せな春分の日だった。
午前中に映画「人生フルーツ」を観に行って、家に戻って部屋の掃除や洗濯をして、庭のネコ集会に参加して、コニーとシロツメクサの咲く公園で遊んだ。部屋ではリモーネが頭の上に飛んでくる。

そしてお日さまTシャツを染めて、きぢとささやかな(笑)ご飯を食べて、もう眠ろう。

小さな出来事がいつの間にか集まったような毎日が好きだ。
そしてそんな人生を紡いでいきたい。

ネコたちとのかけひき

2017-02-18(土)

最近、ついネコの話題になってしまうが、グスクが昨年の4月にいなくなってからしばらく「鳥たちの庭」になっていたのだが、半年くらい前からまた「ネコたちの庭」になりつつある。

子猫(推定生後半年)のうしモカの登場で、またネコたちとの距離がぐっと縮まった。
大人ネコのマイケルやミケランは、時々現れては庭でご飯を食べたり、昼寝をして、割とすぐまたどこか違う場所に移動するんだけど、うしモカはこの安全で平和な庭がお気に入りのようで、グスクのように最近では常駐している。

ご飯を時々あげるのはいいのだけど、ノラ猫という関係なので、ある程度自立してもらわないとこの先が不安。家を長く留守にすることもあるし、いつ引っ越しするかもわからないのだから。

うしモカにはいつも「あんたね、狩りをしないといけないし、他にごはんをもらえるところをいくつか作っておかないと、私は心配だよ」って言い聞かせている。

で、数日前、いくら「ニャー、ニャー」言っても、ごはんを要求されてもあげないことにした。そしたら、諦めて狩りに出たり、外に遠征に行くと思ったから。
だけど、この日はマイケルやミケラン(うしモカの母)まで庭にずっといすわって、一日中寝ているの。「今日はごはんはないんだから」って心を鬼にして、でもチラチラと庭のネコたちの様子を見てたけど、出て行こうとしない。自分がおなかがすいてごはんを食べるたびに「私だけ食べて」と申し訳なくなったり。

夜ごはんにアジの干物をきぢと食べた。アジの骨と頭を持って庭に出ると3匹はまだいて、喜んでそれを食べた。少ししかあげてないけれど、マイケルもミケランもすぐに庭を出て行った。まるで根くらべしていたみたい。

で、問題のうしモカはどうかっていうと、急に元気になって「狩り」を始めたんだ。草の中に飛び込んで、何かを捕まえて、転がして食べている。たぶんとかげかな。
「ほら、僕はごはんをもらっても、ちゃんと狩りだってできるんだから心配しないでよ」と言わんばかりに。ネコたちには、私の心のなかはお見通しかもね。
ああまた心の距離が縮まってしまったじゃないか。

やっくる(オス)

2017-02-07(火)

もう庭に来ることもないかもしれないけれど、興味ふかいキャラクターなので残しておこう。
先日、庭によく遊びに来るミケランの後を追いかけて数日間うろついていたオスのネコ。
顔右半分に大きな傷があって、左右の顔が対象じゃないのが特徴。
身体と目つきは、マイケルと似ているので、もしかしたら兄弟かもしれない。

数年前、近所で右の顔から流血して歩いているネコを見かけたことがある。
顔が血だらけなのに、スタスタと平然と歩いていて「あのネコは大丈夫だろうか?」と思った記憶が蘇ってきた。
あれは、間違いなくやっくるだ。
生きていて、今も好きな女の子を情熱的に追いかけるほど健在でよかった。

ミケランにふられたせいか、あれ以来姿は見ていない。

マイケル(オス)

最近(2017年)の庭に遊びに来るネコたちのリーダー的存在。
2012年に私たちが首里に引っ越してきた当時から、近所を歩くマイケルを時々見かけていた。
そして、時々「ナーナー」鳴きながら家の塀を横切って行くようになった。
庭で暮らしていたグスクは小さくて気が弱いけれど、マイケルのことは不思議と怖がってなかった。
マイケルは大きなネコだけど、目がブルーで心が優しい。
グスクのご飯を横取りすることもなかった。

ふだんは自分から他のネコにケンカを売ることもないが、先日ミケランがストーカーネコ・ヤックルに追い回されている時、低い声でうなっているのを聞いた。ミケランを助けるためだ。ここぞという時には強いのがわかった。
子猫にも人気がある。

寡黙だが強くて優しいマイケル。

新月、2017年旧正月とネコたち

2017-01-30(月)

ふと、庭に目をやると茶色と白のブチネコ。
「うしモカ?」と一瞬思ったけれど、よーく見ると子猫のウシモカより1まわり以上大きい。
この庭にやってくるのは、最近ではマイケルとミケランとウシモカと決まっているから、見慣れないネコにギョッとした。

庭にいた雌ネコミケランを追いかけてきたようだ。
すごく身体が大きくて、顔半分に大きな傷がある。
左右の顔の大きさが違って、正直言ってちょっとブサイクかもしれない。
きぢに「庭に見慣れないヤクザみたいなオスネコが来ている、顔や体型はマイケルに似ているよ」と伝えると、「やっくる」と命名してくれた。「ヤクザ+マイケル」、「やー来るさりんど(方言:お前殺すぞ)」とかけているらしい。
ミケランの隣に座り、ミケランが動くとやっくるも動く。
ミケランは女王様みたいな顔をしてすましている。

だけど、ミケランとマイケルの子どもだと思っていたウシモカと、このやっくるの毛の色がよく似ている。
まさか・・・。

これが1月28日(新月)のこと。

そして、翌々日の30日の夜、事件は起こった。
きぢが夕方仕事から帰ってくると「やっくるが排水溝のところにいたよ」って言うので見に行くと、雨の中身体がぬれてよごれたやっくるが排水溝に座っていて、排水管の中を真剣にのぞいている。
懐中電灯で排水管を照らして見ると、奥に2つの光る瞳が見えた。
ミケランだ。

なるほど、やっくるの追っかけから逃げてここに隠れているんだ。
身体の大きなやっくるはこれ以上入れないもんね。
そばにマイケルもいて心配そうに見ている。

「おいおい、もういいかげんにミケランを追い回すのはやめろよ」
「ほっといてくれよ、俺はミケランが恋しいんだよ。おーいミケラン、俺の愛に応えてくれよ。君が出てくるまで、俺は動かないぜ」

マイケルに「ミケランがかわいそうだから、マイケル何とかしてよ」とマイケルに言うと、強くて優しい男のマイケルは時々、やっくるに話をつけにいってくれる。でも、やっくるはなかなか離れない。
ウシモカも心配そうに塀の上から様子を見ている。

深夜、ネコの「ぎゃー」という叫び声が聞こえたけれど、朝になるとみんないなくなっていた。
けれど、やっくる一匹がまた家の前に現れ、私の顔を見て悲しそうに「ミャー」って何度もないた。
「ミケランは俺のことかまってくれないんだ。どこかにいってしまったんだよ。悲しいよ、切ないよ、あんたミケランの居場所を知らないかい?」
最近、ネコたちの気持ちが聞こえてくるようになってきた。

マイケル事件。

2016-11-17(木)

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あたたかな光が街をつつむ幸せな時間。
こんな穏やかなことが嘘みたいに心が乱れる時がある。
まだまだ幼い私の魂。

先週の土曜日(11月12日)、事件は起きた。
庭によく遊びにくる白い大きなネコのマイケル。
この日もグスクもよく寝ていた草のベッドでくつろいでいた。
身体は大きくて、一見柄が悪そうだけどよく見ると優しい顔をしている。

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私が家の前で掃除をしていると、マイケルも珍しく後をついてきた。
そして、しばらくこちらを眺めた後に、向かいのレジェンドの暮らしていた空家に入っていったのだ。
ちょっとした冒険かな?

すると、空家からガタガタと暴れる音。
10秒後にマイケルが飛び出してきた。
身体には白い板状のものが張り付いている。

取り乱したマイケルは、そのまま猛ダッシュして倉庫のベランダへ。
後を追いかけたけれど姿はなく、10メートルくらい下の大家さんの畑から暴れる音が聞こえてきた。
草むらで暴れているらしい。でもその後シーンとしてしまった。

身体に張り付いていたものはなんだろう?粘着性のネズミとりではないだろうか?
ずいぶん下に落下したけれど怪我はしていないだろうか?

大家さんの畑に探しに行ってマイケルの名前を呼ぶと、かすかな声で「ナ・・」と聞こえたような。
姿はない。しばらくすると、畑にある倉庫の中から、また暴れる音。でも姿は見えない。

すごく心配なまま家に戻った。
大家さんがいたのでマイケルの一部始終を話すと「それはネズミ捕りだよ、はっはっ」って。
ああ、かわいそうなマイケル。
なにやら、レジェンドの家が空家になったので、壊れて出入り自由になっているお風呂場にネズミ捕りを置いたとか。
「不思議なんだけど、毒入りの餌だけがなくなってネズミの死骸がないんだよ」と不思議そうに言っていた。

私は、マイケルが毒を食べていないか、そしてマイケルの友だちのミケランの姿を見かけなくなったのはまさか・・・。
私の心はネガティブな妄想でいっぱいになってしまった。

そんな私にきぢは「心配されるなんてマイケルも迷惑だよ。マイケルが元気なことを信じなさい」だって。
きぢ曰く、人は見えないもの、わからないものを想像する時、ネガティブな思考に囚われる仕組みになっているんだそうだ。

翌日も畑に探しにいった。ネズミ捕りが張り付いて動くのが不自由になったマイケルがどこかに閉じ込めれていないか。でも、気配すらない。
穏やかでジェントルマンだったマイケル、こんなことで命を落とすなんて。
そして毒だんごでもうこの世にはいないかもしれないミケランとその子供のウシモカ。

夕方、庭で洗濯物を取り込んでいるきぢが、家の中にいる私に「そっと庭をのぞいてごらんなさい」って。

もう日も暮れて暗くなった庭の片隅に、白いものがぼんやり。
マイケル!!

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マイケルの身体には、もうネズミ捕りは付いていない。
白い毛には粘着シートの跡が残っている。
でも目立ったけがもなく元気そう!

そして翌日には、久しぶりに彼女のミケランも連れてきてくれた。
ミケラン、生きてたのね!

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今回のマイケル事件でわかったこと。
ネガティブな想像はなんの足しにもならないということ。
想像は妄想に発展して、それがあたかも真実だと思い込んでしまうこと。

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今日もマイケルは庭でくつろいでるよ。
もはや毛糸玉。